私は今まで5つのメンタルクリニックに通いました。その経緯を記します。
1院目 M医院(大失敗ケース)
最初に通ったのはM医院というメンタルクリニックでした。結果として大失敗だったのですが、選んだポイントは以下の通りでした。
- 家から微妙に遠く知り合いが住んでいない地域にあった
- 当時会社の近くに住んでいたので、会社の人たちから通院していることがバレなさそうな立地を選びました。
- 自由診療のクリニック
- 会社に通院がバレないよう徹底したかったため、保険記録が残らない自由診療のクリニックを選びました。
結果的にM医院は半年ほどで通院を辞めました。通院を辞めた理由は以下の通りです。
- 適切な治療を受けられず症状が悪化した
- これは自由診療だからこそ起きたことでした
- 保険がきかないため月1の通院で医療費が1万円ほどかかって高額だった
- これも自由診療だったからです、分かってはいましたがやはり高額でした
- (これは後々発覚したデメリットですが)閉院して、かつ保険記録がなかったため、障害年金を申請するときに初診証明となる書類が揃えられず困った
- 自由診療のデメリットを詰め込んだクリニック!笑
分かりやすく言うと、ヤブ医者でした。。笑
M医院は調べたところすでに閉院していますが、院内事情は色々やばかったので伏せておきます。。最初のクリニック選びに失敗したことも私のうつ病が重症化した一因だと思います。クリニック選びの重要さを感じました。
2院目 Iクリニック(大成功ケース)
次に通ったのはIクリニックです。ここのI先生には一番お世話になりました。
Iクリニックに通院することになった理由は以下の通りです。
- 信頼できる心理士の先生から紹介を受けた
- ただこれはレアケースだと思います。信頼できる心理士さんを見つかったことがそもそもラッキーでしたし、心理士さんからクリニックを紹介していただくことも通常あまりないと思います。
1院目のM医院で適切な治療を受けられず困り果てた私は、Kカウンセリングルームのカウンセリングに通い始めました。(カウンセリングルーム選びについてはまた別に記したいと思います)すると、ここの心理士さんが大当たりでとても良い心理士さんでした。そして初回のカウンセリングの時、心理士さんに、私の病状が私が自覚しているより深刻であることを指摘されました。そこで紹介していただいたのがIクリニックのI先生でした。
I先生は患者さんの話をとてもよく聞いてくださる先生でした。当時の私は知り合いゼロの転勤先で、相談相手が誰一人いなかったため、大きな安心感につながりました。毎回15分、長いときは30分近く診察に時間をとっていただきました。
しかし、治療開始から数年後、会社を辞めて地元に戻ることになったため、また通院先を探さなければいけなくなりました。
3院目 Oクリニック(微妙だった)
地元に戻り、最初に通院したのは隣町のOクリニックでした。このクリニックの特徴は以下の通りです。
- 精神科医療に特化したO病院の分院的位置づけのクリニックで、設備が充実していそうだった
ホームページを見て専門性が高そうだと期待して通院しましたが、1回で通院を辞めました。理由は以下の通りです。
- 待合室の椅子がパイプ椅子
- 病状が深刻なときは座っていることもできず、待合室で横になっていたこともあるので、待合室の椅子がパイプ椅子というのは不親切に感じました。
- 担当医制ではなかった
- 予約をする度に担当医の先生を選ぶ仕組みでした。しかも、初診で診て頂いた先生(自分では選べなかった)が、翌月人事異動でO病院に戻ってしまう先生で、2回目は確実に違う先生に診てもらうことになると、初診中に発覚しました。病院の分院ならではだと思います。
継続的に同じ先生に診てもらえない環境に不安を覚えた私は、Oクリニックへの通院を1回で辞めました。
4院目 Sクリニック(失敗だった)
次に通ったのがSクリニックでした。選んだ理由は以下の通りです。
- アクセスしやすい
- Iクリニックがややアクセスしにくく、病状が特に悪いとき通院に苦労したため、アクセスのしやすさは大事だと思いました。
- 開業医
- Oクリニックの経験から、病院の分院は辞めました。また勤務医の先生より開業医の先生の方がパッション溢れているのではないかと思い開業医の先生を選んでみました。
- 医師の経歴
- クリニックのホームページで医師の経歴を見て、ベテランそうだと感じて選びました。
Sクリニックは数ヶ月通院しましたが、結局通院を辞めました。初診で感じた違和感が徐々に大きくなっていったからです。
- 電子カルテではなく自筆のカルテだった
- 今時自筆のカルテ…?しかも全然記録を残してないな…と初診の時違和感がありました。
- 待ち時間が長い
- 予約制のクリニックでしたが毎回何時間も診察を待ちました。クリニックの営業時間が長く、ひとりの先生がかなり多くの患者さんを診ている状況でした。その点は熱心な先生だと思っていたのですが…
- 主治医から認知されない
- 隔週で数ヶ月通院していましたが、最後まで主治医に覚えてもらえず、毎回初診のように自分の状況を説明していました。主治医が高齢であったことと、患者数が多すぎたこと、カルテにまともに記録が残っていないことが原因でした。私が仕事を辞めて無職であることも毎回忘れられていて、当時は無職であることに後ろめたさを感じていたので、主治医に説明する度にストレスを感じていました。
- 診断書を書いてもらえない
- 障害年金を申請しようと思い診断書の作成を依頼しましたが、それも当然のごとく忘れられており、毎回「なんで障害年金を申請するの?」というところから話が始まりました。カルテに書いてくれと思いながら、当時の私には言えませんでした。
このままでは障害年金の申請ができないと思い、このクリニックも通院を辞めました。
5院目 Hクリニック(現在の通院先)
実家に戻ってからなかなか主治医が決まらずストレスと不安を抱えていました。今までの失敗をもとにクリニック選びをしました。
- アクセスしやすい
- 保険治療のクリニック
- 開業医の先生のクリニック
- カウンセリングルームを併設
- 主治医の経歴
- 主治医が確実に電子カルテを使っている年齢層
- ホームページが分かりやすい
- クリニックがきれいで設備が整っている
結果として今もHクリニックに通っています。
診察は非常に淡泊で、一問一答のような感じです。最も信頼していたI先生のように診察時間をたっぷりとって相談事を聞いてくれる感じではなく、私のことをきちんと理解してもらえているのだろうか?という不安はありましたが、きちんと電子カルテに記録がなされ、診断書もスムーズに作成してもらえ、適切な治療を受けられている感じはありました。「精神科は5分診療」という言葉も聞いたことがあったので、まあこれが普通なのかな?と思いました。
また、併設されているカウンセリングルームの心理士さんが大当たりでした。主治医にあまり相談事ができなくても、心理士さんはよく話を聞いてくださったため、安心感を得ることができました。
信頼できる心理士さんにも出会えたので、今後は特段のトラブルがなければHクリニックに通い続けるつもりです。
数々のトラブルに見舞われ何度も通院先を変えて、クリニック選びの重要性を感じました。精神科医でも、心理士さんでも、探せば信頼できる先生に出会えることも分かりました。また、私は転勤先で初診を受けたため、退職後、地元で転院先を探さざるを得ないことになり、転勤族のデメリットも感じました。
今後は今のクリニックで完解を目指していきたいと思います。
